移行措置
新学習指導要領
小学校は2011年度(平成23年度)から、中学校は2012年度(平成24年度)から、
新学習指導要領が施行されます。
これに伴って、2009年度(平成21年度)より移行措置が実施されています。
「移行措置」とは何でしょう?
就学途中で学習指導要領が変更される児童生徒に対して、新学習指導要領に移行したときに、
未履修学習項目があったり、学習する必要のない学習項目や重複して履修する学習項目が
あったりすることを防ぐために行うものです。
したがって、学習項目の削除や追加、学年間の移動などがある場合には、必ず行われます。
(今回の対象は、2009年度時点での小学生)
前回の改定では、学習内容の削除が主なものだったため、余った授業時間を
「総合的な学習の時間」に振り替えることで、比較的簡単に行えました。
ところが今回の改訂では、理数科で大幅な見直しがあったため、
年ごとに複雑な移行措置が行われることになりました。
また、本来、現行学習指導要領の下で高校課程まで進むはずの学年に対して、
新指導要領の先行実施が行われています。
(今回の対象は、2009年度時点での中学生)
平成22年度長崎県公立高校入試においても、移行措置内容から数多く出題されていました。
受験生の皆さん、移行措置のテキストが薄っぺらな小冊子といってあなどるなかれ!
中学校数学科 授業時間数
学年/年度 | 旧課程 | 移行期 | 新課程 | ||
---|---|---|---|---|---|
平成20年度 | 平成21年度 | 平成22年度 | 平成23年度 | 平成24年度 | |
1 年 | 105 | 140 | 140 | 140 | 140 |
2 年 | 105 | 105 | 105 | 105 | 105 |
3 年 | 105 | 105 | 140 | 140 | 140 |
計 | 315 | 350 | 385 | 385 | 385 |
中学校理科 授業時間数
学年/年度 | 旧課程 | 移行期 | 新課程 | ||
---|---|---|---|---|---|
平成20年度 | 平成21年度 | 平成22年度 | 平成23年度 | 平成24年度 | |
1 年 | 105 | 105 | 105 | 105 | 105 |
2 年 | 105 | 105 | 140 | 140 | 140 |
3 年 | 80 | 105 | 105 | 140 | 140 |
計 | 290 | 315 | 350 | 385 | 385 |
平成23年度 移行措置内容
中学校の具体的な教科別変更内容は、こちらから ⇒
平成22年度 移行措置内容
小学校・中学校の具体的な教科別変更内容は、こちらから ⇒
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