長崎南高
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長崎県立長崎南高等学校

創立50周年を経過した長崎南高は、伝統校から名門校へ向けて
更なる発展のために挑戦を続けるということです。
「理想は高く気魄と情熱に燃えよ」の校訓のもと
「歴史刻みし崎陽の丘に今新しき風が吹く」をスローガンとして以下の「重点課題」を全生徒・職員で組織的に取り組んでいくそうです。
本年度の重点課題
1.規範意識の向上と道徳教育の充実
①生徒の実態に即した月ごとの具体的な指導目標を設定するなど、効果的な指導の工夫を行う。
②容儀指導については、違反者0を目指して、全職員が共通認識に立って粘り強い指導を行う。
③服装などの違反生徒に対しては、保護者との連携を密にし、改善するまで粘り強く指導する。
④バスマナー向上のための啓発活動の充実と計画的なバス停指導・乗車指導を行う。
⑤全職員が先頭に立って自ら掃除を行うなかで具体的な指導を行う。
2.学習時間の確保と学力の向上
①各学年毎に主要模試の数値目標を掲げ、その達成に向け組織一体となって取り組む。
②授業評価(前・後期)や研究授業・授業互観等を通して授業改善に積極的に取り組み、個々の「授業力」向上を図る。また、出前研修を積極的に活用する。
③定期的な教科会や担任会で認識の共有に努め、素早い模試結果の検証分析を行うなど、組織的・計画的な指導の充実に取り組む。
④計画的に課題・小テストを実施し、処理は迅速にし、確実に仕上げるまで粘り強く指導する。
⑤定期的に生徒の学習状況を把握するとともに家庭学習時間の確保を図る。
⑥確かな学力の定着により、全学年7クラス体制のもと、国公立160名以上を目指す。
3.キャリア教育の充実
①総合的な学習の時間等を活用した職業研究・大学研究等の調べ学習を通して、
進路意識の啓発・醸成を図る。
②積極的に高大連携の取り組みを進め、職業研究・大学研究の深化を図る。
③修学旅行にキャリア教育型を導入し、事前の調べ学習や職場訪問等により、
希望進路実現の意欲の高揚を図り、ひいては勤労意欲の醸成を行う。
④計画的に理解力・表現力養成に取り組み、コミュニケーション能力の育成を
図る。
4.部活動の活性化と強化
①学習と部活動の高いレベルでの両立を目指し、放課後時間帯の友好利用を
図り、メリハリの効いた効率的な指導を進める。
②組織的且つ継続的な指導で下校時間厳守の徹底や週休日の設定により
最低3時間の家庭学習時間の確保を図る。
5.心の教育の充実
①定期的な情報交換により、教育相談委員会の機能を活性化させ、教育相談体制
の充実を図る。
②外部講師を招いた事例研究会を開催し、不登校等の生徒への更なる指導体制
の充実に努める。
③保護者及び公的機関・民間施設との連携を深め、更なる不登校生徒の支援に
努める。
④他者を思いやる心や命を大切にする態度を育成するため、
「南高崎陽塾」による講演や人生の達人セミナー・平和教育等に
積極的に参加させることにより、情操面での陶冶を図る。
6.スーパーサイエンスハイスクール(SSH)事業の推進
①科学技術に重点を置いたカリキュラムの開発と実施。
②国際性を育てるため」の実践的な英語教育の充実。
③創造性、独創性を高める指導方法、教材等の開発。
④高大連携の重視。
家庭学習
教科書による基礎基本の積み上げを重視し、家庭学習3時間の徹底。
5月の調査の各学年平均は、1年175分、2年178分、3年156分との事でした。
S-time
早朝補習はありませんが、7時30分に登校し予習などの自主学習を行うことも可能ということで、現在7~8割の生徒が実行。
課題提出の徹底
家庭学習時間の確保と課題の提出を徹底指導、
未提出者は、部活動に参加せず仕上げるよう指導。
ほぼ100%が部活動をしている中(体育系7割、文科系3割)で、部活動と勉強の両立を重視。
修学旅行
キャリア訪問型(企業訪問)で、6~7名で色々な企業、また大学を訪問します。
東大を訪問し講義を受けることもあります。
平成26年度入試について
現時点では、あくまでも予定ということで、お話いただきました。
推薦入試募集定員は、昨年までの20%を検討中、作文(600字以内)、10分程度の個人面接。
一般入試の傾斜配点(1.5倍)は、昨年同様英数2科目で実施。
国理社の点数と合計し600点満点、10分程度の集団面接。
入試結果
推薦入試
24年度 | 25年度 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
倍率 | 志願者 | 定員 | 倍率 | 志願者 | 定員 | ||
一般推薦 | 0.7 | 37名 | 56名 | 1.0 | 58名 | 56名 | |
特別推薦 | 1.0 | 7名 | 7名 | 1.0 | 7名 | 7名 |
一般入試
24年度 | 25年度 | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
倍率 | 志願者 | 定員 | 倍率 | 志願者 | 定員 | ||
一般入試 | 1.6 | 380名 | 236名 | 1.5 | 329名 | 217名 |
定員217名に対し、受検者329名、倍率は1.5倍でした。入試においては、総合選抜以来、苦戦を強いられているようですが、学力向上戦略室等の設置などにより英数を中心に少しずつ上昇しているとのこと。
入試の合格者最高得点は、410~420点前後、300点を取れば不合格はないようです。
ただし、合否判定は、傾斜配点がかかり600点満点で判定、したがって500点満点の計算では、
逆転現象も見られるとのこと。
平成24年度進路状況 (H25入試)
進 路 | 国立大 | 公立大 | 国公立計 | 私立大 | 短期大 | 準大学 | 専門学校 | 就職 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
新 卒 | 84名 | 45名 | 129名 | 283名 | 6名 | 0名 | 36名 | 3名 | |
旧 卒 | 11名 | 2名 | 13名 | 33名 | 0名 | 0名 | 0名 | 0名 | |
合 計 | 95名 | 47名 | 142名 | 316名 | 6名 | 0名 | 36名 | 3名 |
長大42名(6名) 九州工大7名 佐賀大10名(1名) 熊本大6名(2名)
大分大5名 宮崎大1名 鹿児島大2名 琉球大5名(1名)
山口大3名 東京大1名 香川大1名 広島大2名
福岡教育大2名 東京学芸大(1名) 滋賀大1名 島根大3名
香川大1名 愛媛大1名 高知大2名 ※( )は旧卒
[6月18日訪問]