長崎西高
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長崎県立長崎西高等学校
田川校長先生、野田教頭先生、石山教頭先生他3名の先生方の話を伺いました。
田川校長先生のお話から
「鍛えて伸ばす」という指導方針のもと、優秀な生徒たちをガンガン鍛え抜き、
高い目標達成をめざす強い意欲を感じました。

- 教育は、生徒への愛と熱意。使命感を持った指導
- 生徒指導の充実 徹底した指導
- 前年度踏襲は怠惰である。挑戦こそ前進である。
- 現状に満足することは、後退の始まりである。
常に攻めの姿勢を持つ。 - できないことの言い訳を探すのではなく、できる方策の模索に努める。 「校長の方針」から、一部抜粋
生徒だけでなく、教職員に対しても心に響く強く厳しい方針です。
在校生からも、「4月から学校の雰囲気がガラッと変わった。」という声を聞いています。
教育方針
校訓「自律」、「志高く夢かなう長崎西」のキャッチフレーズのもと学力・体力・文化力を合わせ持つ心豊かでたくましい人間の育成を図り、飛躍と活力に満ちた学園の確立を目指す。

- 自ら学ぶ意欲や態度及び問題を解決していく能力を育てる。
- 個性を伸ばし、豊かな想像力・思考力・判断力・表現力を育てる。
- 時代や社会の変化に主体的に対応できる能力を育てる。
- 人間として時代や社会を超えて変わらない精神や態度を育てる。
- 我が国と郷土の伝統・文化を誇りに思うとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する人材を育てる。
今年度取り組むべきこと

- 教科会の活性化、体力養成のための体育のあり方
- 校内美化の充実
- 学校行事の充実
- 学校からの積極的な情報発信
- 大学合格実績向上
難関・準難関大学、医学科の合格率5割超
中堅大学は8割超、地方国立大学全員合格
- 対外実力テスト・模試対策、結果分析
- 家庭学習時間の増大
- 部活動の更なる活性化、実績向上
- PTA・同窓会との連携強化
授業時間数・カリキュラム
- 昨年より毎日50分×7時限へ変更され、週35時間(年間で100時間増)となりました。
- 土曜日および長期休業中の課外授業
学年 土曜課外 夏季休業中 冬期休業中 合計 1年 64時間 52時間 20時間 136時間 2年 56時間 48時間 16時間 120時間 3年 32時間 60時間 36時間 128時間 ※土曜課外 午前中4時間
※夏季・冬期休業中 1・2年 午前中4時間、3年 6時間
※夏季休業中の6日、冬期休業中の3日は、授業(課外形式) - 授業カリキュラムは、1年次は全く同じ
- 2年次には、理系コース2クラスを3クラスに拡大予定とのこと。
- 今年度3年生から、「東大クラス」を設置
第2期SSH事業(平成22年~26年)とは、
- 「基礎科学トレーニング」 全学年全クラス
毎朝10分間行われる数理的処理能力を鍛えるトレーニング - 「発展数学ゼミ」 1年次全生クラス
論理的思考力を身につける - 「理科と情報」 2年生全クラス
情報機器を活用した新しい理数系教育
情報と理科(物理・生物・地学)の融合科目 - 「科学探求」 2・3年次理系
- 「課題研究講座」 2・3年次文系
- 「科学探求クラブ」 全学年(希望者)
今回の第2期SSH事業でも「全員参加型」を引継ぎ、
大学との連携による研究活動が実現できます。
「生物チーム」「物理チーム」「化学チーム」「数学チーム」「地学チーム」が
それぞれ研究発表大会などで受賞するなど全国的にも
評価されているようです。
学習合宿・研修旅行・修学旅行
- 新入生合宿(新1年生)
入学後行われる合宿で「予習→授業→復習」の学習サイクルを体験。
中学時とは異なる学習体験で、モチベーションを高める効果があるとのこと。
東大・九大などのオープンキャンパスに参加、志望校を訪問することによる
学習意欲向上の効果 - 学習合宿(3年)
6泊7日雲仙で実施 - オーストラリア語学研修(2年)
希望者のみ参加
H23年度 8/8〜8/15(7泊8日) 参加者30名 - 中国北京修学旅行(2年)
H23年度 12/5〜12/9(4泊5日) 参加予定者321名
進路志望状況 西高指定「重点大学」への学年別希望者
志望大学\学年 | 1年 | 2年 | 3年 |
---|---|---|---|
東 大 | 18名 | 46名 | 43名 |
九 大 | 105名 | 118名 | 80名 |
長 大 | 66名 | 42名 | 49名 |
医学部 | 84名 | 28名 | 29名 |
京都・大阪大学 | 11名 | 25名 | 42名 |
難関大学の志望率 | 68% | 64% | 60% |
すべてのクラスから「九大」合格者を出しているとのこと。
昨年度の3年生と比べると、九大が減り東大が増えている。
そのため「東大クラス」が設置されたと思われる。来年の結果が楽しみです!
平成24年度入試について
募集定員320名
- 普通クラス 240名
- 理系コース 80名
推薦入学者選抜

1. 一般推薦
- 定員
- 普通クラス 12名(定員240名の5%)
- 理系コース 4名(定員80名の5%)
- 出願資格
- 普通クラス
- 学習態度が良好であるとともに、
スポーツ活動又は文化活動を継続的に行い、
次のア又はイのいずれかの要件に該当する者。
ア)スポーツ活動において、
全国大会・九州大会またはそれに準ずる大会に出場した者。
県大会でベスト4以上の成績を収めた者。
県選抜メンバーに選ばれ活動した者。
イ)文化活動において、
全国又は九州レベルの大会に出場した者。
県レベルの大会で1位又は2位に相当する成績を収めた者。
- 学習態度が良好であるとともに、
- 理系クラス
- 学習態度が良好で、数学・理科への興味関心が高く、
次のア~ウのいずれかの要件に該当する者。
ア)全国や県レベルで実施される数学コンクールで、
優れた成績を収めた者。
イ)全国や県レベルの科学研究コンクールで、優れた実績を収めた者。
ウ)数学・理科の分野での学習等(総合的な学習の時間での活動や
研究活動)において、顕著な活動を行い、優れた成績を収めた者。
- 学習態度が良好で、数学・理科への興味関心が高く、
- 普通クラス
- 昨年同様、優秀な学業成績だけでなくクラブ活動においてもかなりの実績を残さないと出願資格がない。
2. 特別推薦
- 定員
- 通常枠 5名以内
- 「バスケットボール」「野球」等
- 国体拠点校指定枠 8名以内
- 「水球」2名 「カヌー」2名 「バスケットボール」 男女各2名
- 通常枠 5名以内
検査方法
1. 一般推薦
- 普通クラス 「面接」(グループ面接)のみ
- 理系コース 「面接」(グループ面接)および「小論文」600字~1000字、60分
2.特別推薦
- 「個人面接」のみ
一般入学者選抜
検査方法
- 学力検査
- 国語・社会・数学・理科・英語(聞き取りを含む)
- 傾斜配点の実施
- 普通クラス 国語・数学・英語が150点、合計650点満点
- 理系コース 数学200点、国語・英語が150点、合計700点満点
- 面接
- 面接(グループ面接)
平成23年度進路状況
進 路 | 国立大 | 公立大 | 国公立計 | 医学部医学科 | |
---|---|---|---|---|---|
新 卒 | 165名 | 8名 | 173名 | 名 | |
旧 卒 | 37名 | 0名 | 37名 | 名 | |
合 計 | 202名 | 8名 | 210名 | 26名(国立18名) |
東大1名(1名) 大阪大9名(3名) 九大32名(8名) 名古屋大2名
東北大2名(1名) 北海道大0名(1名) 神戸大1名(2名) 東京工業大1名
早稲田14名 慶應義塾5名(2名) 難関大合計67名(21名)
長崎大46名(6名)
重点大学 ここ4年間の推移 (旧卒含む)
合格大学\年度 | 23年度 | 22年度 | 21年度 | 20年度 |
---|---|---|---|---|
東 大 | 2名 | 3名 | 8名 | 4名 |
九 大 | 40名 | 53名 | 49名 | 38名 |
長 大 | 52名 | 65名 | 81名 | 77名 |
国公立大学 合格者の推移
合格者\年度 | 23年度 | 22年度 | 21年度 | 20年度 | 19年度 |
---|---|---|---|---|---|
現 役 | 173名 | 209名 | 206名 | 178名 | 165名 |
旧 卒 | 37名 | 46名 | 44名 | 44名 | 46名 |
合 計 | 210名 | 255名 | 250名 | 222名 | 211名 |
[9月13日訪問]